Stephen Sondheim
というソングライターがいるのですが、
この人のこと書き出すと、スンゴイ長くなるし、
取り止めがなくなりそうなのです。
まあ簡単に言えば、ミュージカルの流れを変えた方です。
英語という言語に密接に結びついた歌詞。
一筋縄では理解し得ない、わかり難いストーリー。
不協和音が絡みつくようにメロディを支える歌手泣かせの音楽。
宮本亜門さんが「太平洋序曲」「イントゥ・ザ・ウッズ」
とソンドハイム作品を熱心に取り上げ、演出し、
最近ではそれなりに認知されてきた感もあります。
次回は「スウィーニー・トッド」という、
役者達にかなりハードな歌唱を要求する、
オペレティックとさえ言える作品を演出します。
個人的には、英語圏以外でこの作品をその国の言語で上演するのは
歯がゆさを感じてしまうほどに、難しいと思うので、
ソンドハイム作品を日本の劇場で見るたびに
そこんとこ、特に辛いのですが、頑張れ!なのです。
ま、そんな劇団ふぉーしーずん好きには総スカンくらいそうな
Stephen Sondheimですが、彼の作品の中に
Sunday in the park with George
基本情報;http://www.ibdb.com/production.asp?ID=4335
DVD;http://www.amazon.com/gp/product/630530209X/ref=ase_thebroadwaymu-20/002-3311865-9291239?s=dvd&v=glance&n=130&tagActionCode=thebroadwaymu-20
ユーチューブ;http://www.youtube.com/watch?v=WJhZMR92Mj0
というミュージカルがあります。
これはフランスの点描画で有名な印象派の画家
ジョルジョ・スーラの
「グランジャット島の日曜日の午後」
という作品とスーラのあまり残っていない伝記的文献から
インスパイアされて作られたあくまでもフィクションのお話です。
実はワタクシ、このミュージカル、大好きです。
で、以前から大好きだったこの作品の発想元になっている
「グランジャット島の日曜日の午後」という絵画なんですが、
現物は現在シカゴ美術館に常設されていまして、
パリ旅行の数日前まで忘れていたのです、
昨年、シカゴに行ってこの作品を肉眼で拝見してきたことを。
で、パリ滞在中、ノーマンのシャトレ座公演以外に
特に何も予定を入れていなかったワタクシですが、
パリ郊外、ヌイイ市というところにある、
蛇行の末にパリ市方面から流れてくるセーヌ河上に浮かぶ
グランジャット島の場所を、少ないネット上の情報源から見つけ
行ってまいりました。
特に何か特別なものがあるということもない、
高級住宅やコンドミニアム、ガラス張りのオフィスビルが並ぶ
幅200mくらいの何でもない島でしたが、
朝の空気の中、島内の公園から河でカヌーする人々を見ながら
ぼーっとして、画家の時代を妄想してみたりしてね。
「やっと、来たなあ」という感慨深い気持でまったりしておりました。
ということで現在のグランジャットにある公園からセーヌを臨み、
写真なんぞとってまいりました。
この他、今回のパリ滞在中はスーラの墓参りもしてまいりました。
南無阿弥陀仏。
完全に自慰行為なんですが、
「グランジャット島の日曜日の午後」を巡る旅、
昨年のシカゴから今回のパリまでまわりまして、
まあ、完結しましたかねえ。
ほーら、プライスレスでしょう?
今夜、もう一度
Sunday in the park with Georgeを見ようかな?と
写真は現在のグランジャット島

- 2006/07/28(金) 15:04:31|
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今回のパリ旅行の最大の目玉、
というか、このタメにワタクシはパリに行ったわけです。
カーネギーホール以来の地球をマタにかけた
Jessye Normanのオッカケなわけだよ。
今回はオーケストラ付き、ミンコフスキーの指揮で
ベルリオーズの歌曲「夏の夜」と
パーセルのオペラ「ダイドーとエネアス」のコンサート式公演。
オルフェオとエウリディーチェからの管弦楽部分の演奏後、
ド紫のドレスでジェシー先生登場。
メルシー!メルシー!の歓声と共に
客席から花がバッサバッサと投げ込まれ、
先生にこにこ。
こちらとしてもアガルわけですよ。
で、ベルリオーズの「夏の夜」を歌う。
盛り上がりを組み立てるかのようなパフォーマンス、
しかもミンコフスキーの指揮、いつものように早め。
特に最後の「未知の島」は違う曲に聞こえるくらい早い。
余計なものを削ぎ落としたようなすっきりした演奏も
今のジェシーの声に合っているかも。
フランスものは彼女の全盛期の歌唱よりも
艶やかになっている気がしましたよ。
後半、「ダイドー」では、
ワタクシ、はじめて他の歌手と絡む先生を生で聞きまして
感慨深かったです。
多分全盛期は声量で他を圧倒していたんだろうけれど、
(比べるのも野暮ですが)
現在はまあ、そんな強い押し出しもなく、
声の力よりも表現力で抜きん出た感じ。
ジェシーって、他の女性歌手達の声の響かせ方と違う。
どちらかというとバリトンっぽい響きなんですよね。
日本では他の歌手との絡みってなかったから、
なんだか如実に違いが聞けて面白かった。得した気分(いえい)。
でも、とにもかくにも先生の後半の衣装がスンゴイ。
コンサート式公演だから、衣装は各自自前のハズだし、
他の女性陣も、なかなか個性的なドレスの方もいらっしゃる。
が、群を抜いて個性的なのはやはり先生。
シャトレ座の客席がジェシーの登場とともに1cmくらい
後ろにさがったかと思うほど、パリの人々もヒクヒク。
「エ、エリマキトカゲぢゃん…。」
カーテンコールは八回くらい。
パリでのジェシー人気は大したものでした。
でも、毎年出ていた感のあるシャトレ座でのジェシーの公演も
これでひと区切りみたい。
来シーズンのスケジュールには
先生の名前はありませんでした。
また日本くるとイイナ。

- 2006/07/18(火) 08:06:04|
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まあ、初めてのパリでしたよ。
はじめて赴く地で、
どんな曲を聴きたくなるかとか、
どんな場所に行きたいと思うか、
どんな食事をしたくなるかとか、
どんな服を着たくなるかとか、
そんなことはわからないでしょう?
そうでしょう?
もしかしたら、
音楽なんて聴きたいとも思わないかもしれない。
どこに行かずに部屋で静かに本でも読んでいたいと思うかもしれない。
3食とも全日、マックで済ませてしまうかもしれない。
服なんて着たいと思わないかもしれない。
ということは、じゃあ、本だけ持って行けばいいじゃんと思う。
パリのアパルトマンで裸ですごしたら?
とか思うけどね。
が、そんなことにはならないとはわかっているので
スーツや浴衣など、
いくらなんでもコレいらね−じゃんって数の服とか靴とか
全然、ジャンル違いのCDをいくつかとか、
読みたい作家のハードカヴァー何冊かとか
地球の歩き方とかザックリ持って、
徹夜明けの朝に、リムジンバスに乗り込む。
成田でシャワー浴びて着替えればいいんだよ、
どうせ、服は沢山持ってきたんだし。
つまり、そんなこんなの荷物なので、予期せず重い。
チェックインの際に、ほとんど制限重量ギリで荷物を預ける。
(土産買えないぢゃん)
その後、成田空港のシャワールームに行って一汗流して搭乗。
海外10時間以上航路ではじめてのANAだよー!
因みに写真は成田のいたでりつくせりのシャワールームのもの。
というわけで行ってまいりました、おフランス。
気の向くままの巴里徘徊。
あ"ー、ぷらいすれす

- 2006/07/07(金) 06:38:53|
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